ロレックス・デイトジャスト:Ref.79174 Cal.2235
症状:定期メンテナス
修理内容:オーバーホール・ゼンマイ・パッキン交換・ケース・ブレスレット洗浄
修理金額:27,500円
分解して洗浄しました。定期メンテナスのため不具合はありません。
ゼンマイを交換して組み立てます。レディースのムーブメントは小さいため作業は細かくなりますが、ロレックスのCal.2235はしっかりとして組立やすい構造です。2235よりも前のキャリバーには難ありというモデルもあります。またご紹介できればと思います。
ダイアル側も組み立てます。左に見える巻き貝のようなパーツでカレンダーを飛ばします。ちなみにデイトジャストは瞬時に日付を飛ばす機構のことで、12時ジャストに変わるという意味ではありません。
ダイアルと針を取り付けます。定期的にメンテナンスされている個体のようで良い状態です。
自動巻ユニットも組み立てました。レディースはメンズに比べて精度はやや落ちますが、クロノメーター規格に入るように調整します。レディースのクロノメーター規格は−5秒〜+8秒になります。実際はもう少し精度は詰めるように調整しますが、年式や状態で精度の許容範囲は変わってきます。
今後も修理のご紹介をいたします。