修理ブログ
ROLEX DATE JUST Cal.3035 ロレックス・デイトジャストのオーバーホール
ロレックス・デイトジャスト:Ref.16013 Cal.3035
症状:精度不良(遅れ)・持続時間が短い
修理内容:オーバーホール・ゼンマイ・パッキン交換・ケース・ブレスレットライトポリッシュ
修理金額:33,000円
分解・洗浄後組み立てます。3035は80年代の代表的なムーブメントです。この後3135へ進化します。ロレックスのムーブメントは頑丈ですが、この3035やそれよりも前の15系は年数を経ていると個体差が出てきます。
自動巻ユニットを取り付けました。
カレンダーがある裏側です。デイトジャストでもカレンダーが切り替わる12時から±3時間でのカレンダー早送り操作は故障の原因になります。
ダイアルと針を取り付けます。
ケース・ブレスレットをライトポリッシュし、ケーシングしてランニングテストになります。この年代はプラスチック風防を使用している点、また経年でケースにサビが発生していることもありますので、非防水扱いとさせて頂いています。
修理期間は4週間程度です。機会の多いロレックスの修理記事になりがちですが、また他のメーカーの修理内容も記載してまいります。
ROLEX EXPLORERⅡ Cal.3187 ロレックス エクスプローラーⅡのオーバーホール
ロレックス・エクスプローラーⅡ:Ref.216570:Cal.3187
症状:定期メンテナンス
修理内容:オーバーホール、ゼンマイ・パッキン交換、ケース・ブレスレット洗浄、防水検査
修理金額:27,500円
分解、洗浄し組み立てます。
時刻機構まで組み立てました。前進の3185に比べるとベースが若干大きくなっています。またショックバネがキフショックからパラフレックスに変わっている点、ヒゲゼンマイが青いパラクロムになっています。それ以外はほぼ同じ構造です。
短針のみ稼働する機構が付いていますので、GMTの表示は簡単に出来ます。
ダイアル・針を取り付け、ケーシングしてランニングテストになります。スポーツモデルは余程ひどいキズでなければライトポリッシュはせず、洗浄のみをおすすめしています。
ランニングさせながら精度を調整します。修理期間は4週間程度頂戴しています。
個体によって修理内容は変わってきますが参考にして頂ければ幸いです。
ROLEX AirKing Cal.3130 ロレックス・エアキングのオーバーホール
ロレックス・エアキング:Ref.14000M:Cal.3130
症状:不動・ゼンマイ切れ
修理内容:オーバーホール・ゼンマイ・パッキン交換・ケース・ブレスレットライトポリッシュ
修理金額:33,000円
分解・洗浄を行い、ゼンマイを交換して組立いたします。
時刻機構まで組み立てました。
Cal.31系は3130はノンデイト、3135はデイト付きになります。ノンデイトは非常にシンプルな構造になります。
ダイアルを取り付けます。写真ではインデックスが黒く見えますが、実際はシルバーです。
ケース・ブレスレットをライトポリッシュ(深い打痕や、ケースが変形するような箇所のキズはそのままにいたします)し、防水検査を行いケーシングの後、精度調整等のためランニングテストをいたします。修理期間は4週間程度になります。
簡単ではありますが、修理実績を記載していきます。参考にして頂ければ幸いです。
OMEGA シーマスター300 ビンテージのオーバーホール
OMEGA シーマスター300 ビンテージのオーバーホールです。
なんちゃって系統が多いモデルですが、こちらは純正ではないかなと思います。
油切れと汚れで精度が出ていませんが、かなり綺麗な個体です。
…高いだろうなぁ。スピマスもシーマスもビンテージはすっごい金額になってますね。
年末年始の営業時間と近日入荷?セイコーダイバーズ
みなさまこんにちは!松野時計店の野の方です。
いや~年の瀬ですね。すっかりインスタばかり更新してブログはほったらかしにしていました。楽なんですもん、インスタ。
写真をポチポチ選択してアップするだけ。文章もごく端的で良い。そりゃ流行りますよね。ブログとリンクしたりして。ハハハ、楽だな。